その他/用語集 のバックアップ(No.1)


佐賀研究室に関連する用語です。

A~F †

AcaDemoS
室蘭工業大学情報工学科主催で行われるデモンストレーション主体の学術発表会。Academic Demonstration Stadium の略。英雄「Academus」とは一字違いなので注意。2006年6月に第1回が開催された。ドラの音を合図に一斉にデモンストレーションが開始され、ゴングの音が終了を告げるまでの2時間、熱き戦いが繰り広げられた。参加者の投票結果に基づき、佐賀研の1チームを含む、3チームが最優秀賞を手にした。(紹介ページ)
B
Bachelor(学士)の頭文字。つまり学部に在籍する学生を指す。B4と言えば学部4年生のことを指す。卒業すれば学士の学位がもらえる。
BlueGrotto
VR空間内に3次元図形を手書きで直接書き込む環境。没入型VRデバイスと手書き入力インタフェースの組み合わせにより、3次元空間に立体図形の手書き入力を実現している。(詳細な説明
BlueGrottor
佐賀研究室の構成員の中でもBlueGrottoに関わる研究を行っている学生を特にこう呼ぶことがある。(文責:おぐ)
CAD
本研究室では、Computer Aided Design(コンピュータ援用設計)ではなく、その意を含むComputer Aided Drawing(コンピュータ援用作図)の意味で用いられる。
D
Doctor(博士)の頭文字。大学院博士後期課程に在籍する学生のことを指す。一年目ならD1、二年目ならD2、三年目ならD3となる。この課程を修了すると博士の学位がもらえる。
FTK
FSCI Tool Kitの略であり、3期生安福を中心にして作られたFSCIによる手書き図形認識を実現するライブラリ。
FTK+
前項FTKはCで書かれていたため汎用性に優れるが、反面、Cでオブジェクト指向を実現するなど、保守性に難点があった。また、ドキュメントもほぼないに等しいので、C++でDoxygenを利用しつつFTKの再開発を行おうというのがFTK+である。
単なるFTKのC++化という意味合いよりも、佐賀研究室が研究してきた手書き図形認識における諸問題を最初から統合的に取り込んだということに意義がある。主に9期生西川が手がけている。
FTK++
FTK+に引き続き9期西川が担当。
FTK+は従来の処理やデータ構造の多くを踏襲したものであったのに対し、FTK++ではそれらが大きく変貌する(予定)。
FSCI
Fuzzy Spline Curve Identifierの略であり佐賀研の研究の中核技術。手書き曲線を7つの基本幾何曲線プリミティブ のいずれかとして認識できるオンライン手書き図形認識法。これが一見簡単そうに思えてなかなか難しい。(詳細な説明

G~L †

GBlend
FSCIエンジンを搭載した2次元用の手書き図形入力デモアプリケーションの一つ。「遂次型ファジースプライン曲線生成法」を実装することにより、曲線の入力から、幾何曲線の種類、位置、姿勢、大きさ、形状の変更までを、手書き描画を重ねるだけでできてしまう、モードレスな重ね書きスケッチ入力インタフェースを初めて実現した。情報処理学会シンポジウム「インタラクション2001」でのデモで好評を博し、得票数1位でベストインタラクティブ発表賞を受賞した。
GTK
Gimp ToolKit の略ではなくグレートティーチャー金子の略(命名B3佐々木) (文責 村上)
HMD
Head Mounted Displayの略。メガネやゴーグルのような形状の、頭部に装着するディスプレイ。佐賀研では主にBlueGrottoでの立体視のために、ステレオHMDという左右に別々の表示ができるものを利用している。(文責:弥彦)
JFTK
2007年10月20日より開発を開始した次世代のFTK。 FTKはFSCIの理論を実現したライブラリであり、FSCIの詳細を知らなくても使うことができるようになる。 開発言語はJavaで、デスクトップアプリからWebアプリまで幅広く活用が可能。
kawazoel
第10期生の川添昌俊のこと。kawazoleにtypoしたところからかわぞれっていう呼び方もあるらしい。永遠の17歳。(文責:kawazoel)

M~R †

M
Master(修士)の頭文字。大学院博士前期課程に在籍する学生のことを指す。一年目ならM1、二年目ならM2となる。この課程を修了すると修士の学位がもらえる。
MFGS
佐賀研オリジナルの多重解像度スナッピング法。Multi-resolution Fuzzy Grid Snapping(多重解像度ファジィグリッドスナッピング)の略。雑な描画されたものほど粗いグリッドへ、丁寧に描画されたものほど細かいグリッドへスナッピングするという戦略に基づいたスナッピングをファジィ推論によって行う。書き手はスナッピング解像度の設定をすることなしに作図を行うことができる。
MR
Mixed Realityの略。複合現実感。仮想世界と現実世界を融合し、違和感の少ない3次元空間として人間に認識させる技術。
OB会
研究室のOBの方々と在学生とで行なわれる飲み会。就職後のことや社会の厳しさなど貴重な話が聞ける。(文責:おぐ)

S~Z †

sakray君
佐賀研のマスコットキャラクター。好物は串団子。(文責:コ)
SG
第11期生のSunGuy(意味:太陽の男)の略称。実はダジャレ好き。元柔道部主将。影の実力者。(文責:オグ)
SKIT
SKetch Input Tracerの略で、既存アプリケーションの描画面に対し薄いGBlendのスクリーンを載せ、そこに書いた図形をアプリケーション側にそのまま透過するというイメージで手軽にFSCIテクノロジを既存アプリケーションから利用できるようにするミドルレイヤーサービス。(詳細な説明
SKIT研究員
佐賀研究室の構成員の中でもSKITに関わる研究(SKIT自体の研究や既存アプリケーションへの対応IFモジュールの開発など)を行っている学生を特にこう呼ぶことがある。(文責:おぐ)
VR
Virtual Realityの略。仮想現実。コンピュータで、人工的に現実感をつくりだす技術。

ア行 †

秋レク
2005年度に初めて開催されたレク。とはいってもただ単に夏レクが9月にずれ込んだだけで新たに企画したとかそういう特別なものではない。(文責:おぐ)
いっち
第11期生櫻井将樹のこと。さくらいっち呼ぶのがめんどくさかったためこうなった。コアラのマーチが好き。ラーメンは上級派。(文責:おぐ)文責を偽る前科あり、イタズラ好き(文責:コ)
インタラクティブシステム研究室
(1) 佐賀研究室の別名。(2) 佐賀研究室の正式名称。
(1) 「円形」で、かつ「閉曲線」である幾何曲線。閉じた三つの幾何曲線(「円」、「楕円」、「閉自由曲線)」)の中でもっとも単純な幾何曲線であり、「楕円」および「閉自由曲線」に、それらの特別な場合として含まれる。また、「円弧」がたまたま閉じると「円」になることから、「円弧」にも、その特別な場合として含まれている考えられる。
(2) FSCIが認識する7つの基本幾何曲線プリミティブの一つで、「C」と略記されるもの。「円」の性質を満たすと判断されると直ちに「円(C)」として認識される。
円弧
(1) 「円形」である幾何曲線。開いた四つの幾何曲線(「線分」、「円弧」、「楕円弧」、「開自由曲線」)の中で2番目に単純な幾何曲線であり、「線分」をその特別な場合として含む一方、「楕円弧」および「開自由曲線」にそれらの特別な場合として含まれる。また、「円弧」がたまたま閉じると「円」になることから、「円」をその特別な場合として含むと考えられる。
(2) FSCIが認識する7つの基本幾何曲線プリミティブの一つで、「CA」と略記されるもの。「線分」の性質を満たさず、「円弧」の性質を満たし、かつ、「円」の性質を満たさないと判断されると「円弧(CA)」として認識される。
円錐
BlueGrottoで「直角三角形(線分X3)」と「円」を書くと入力できる立体図形。ユーザにとってイメージはしやすいが、3本の線分と円を適切に3次元空間中に配置するにはそこそこの技能が必要であり、意外と上級者向けの画題である。
円柱
佐賀研で最もスタンダードな立体図形。BlueGrottoでは「円」と「線分」を書くだけで入力できる。比較的容易に入力できるので「初めてのBlueGrotto」で最初に挑戦する画題となる。
オールトゥナイト日本
大分無茶をした第13期生三浦、中野、鈴木が中心になって収録したラジオ。どこかにあるかもしれない。(文責:鈴)
おぐ
今では誰も呼ばなくなったが第11期生小倉義範の別名。守備範囲は18歳からOKらしい。なんちゃって走り屋。車の維持費が凄まじいので生活は常にぎりぎり。(文責:おぐ)
踊る豚
佐賀研御用達の手作り飲み屋。1次会~3次会までずっと居座ったりすることも。そういうときは大体踊ることになったり。(文責:西川)

カ行 †

会計
研究室内で徴収された通称「座費」(税金)の管理を行う役割。備品などの購入も行う。毎年学部4年生から選出される。(文責:おぐ)
開自由曲線
(1) 全ての曲線を含む概念。もっとも複雑な幾何曲線であり、概念的には、他の全ての幾何曲線をその特別な場合として含む。
(2) FSCIが認識する7つの基本幾何曲線プリミティブの一つで、「FO」と略記されるもの。「線分」の性質を満たさず、「円弧」の性質を満たさず、「楕円弧」の性質を満たさず、かつ、「閉自由曲線」の性質を満たさないと判断されると「開自由曲線(FO)」として認識される。
買い出し
佐賀研では長い時間研究室入りすることがあるため、飲み物や軽食など常に常備していなければならない。ストックが少なくなれば4年生は買い出しへ行く。似たような商品を大量に買い込むため、たまに他の買い物客にものすごく不思議な目で見られる。(文責:おぐ)
買い出し係
佐賀研の食料補充のため、買い出しへ向かう係。毎年学部4年生から選出される。車持ちだとかなりの高確率で任命される。(文責:おぐ)
近年では4年生全員で買出しに向かう光景が見られる。帰りに飯屋に寄ったという話もあるので案外4年生交流の機会としてはいいのかもしれない(文責:おーわだ)
BlueGrottoで「線分」「円弧」「楕円弧」「円」と見せたい曲線種が短時間に入力できる立体図形。円柱、ワイングラスに次ぐデモ用として第13期生鈴木雅晶がなんとなく寝ながら考え付いた画題。簡単に15秒を切れる上、円弧が楕円弧になろうが楕円弧が円弧や線分になろうがかまわない汎用性を有する。(文責:鈴)
重ね書き
FSCIを利用したアプリケーションにおける描画曲線の修正方法。スケッチをするように曲線を重ね書きすることで既に描画済みの曲線を書き手の意図に沿った曲線に変形していくことができる。(文責:田中)
BlueGrottoで「半円弧」と「円」を書くと入力できる立体図形。どう書けば球が入力できるか解ってしまえば、技能が高くなくても比較的容易に入力できる初心者向けの画題。ただし、半円弧を円でスイープすると球になることに思い至らない人もけっこういる。
黒幕
もしかして:藤永(14期)
もしかして:長谷川(14期)
もしかして:渡部(15期)
もしかして:金子(16期)
(文責:おーわだ)
工大生
室蘭工業大学に在学する学生のこと。ただし、室蘭以外で(特に工科大のあるところ)この言葉を使用するとそこの工科大学生と間違われると思う。
ゴミ出し係
佐賀研の生活廃棄物をその名の通りゴミ捨て場へ運ぶ係。もちろん学部4年生の仕事。(文責:おぐ)
コンピュータービジョン研究室
佐賀研の昔の名前。

サ行 †

佐賀研究室
インタラクティブ研究室の別名。以前「佐賀研究室」の名前で旅館を予約したら、「佐賀研究会御一行様」となっていた。きっと、佐賀県について何か研究している会だと思われたと思う。(文責:kawazoel:さと)
サクライ缶
佐賀研ストック食材購入時の食費を入れる缶。こちらは50円以下。(文責:おぐ)
座長
研究室で週一回行われるミーティングを仕切る役割。毎年学部4年生から選出される。(文責:おぐ)
雑さの程度
描画がどのくらい雑に行われているかの程度。「丁寧さの程度」の反意語。FSCIがユーザの描画意図を推論するために必要とする重要な情報。曲線全体で評価するのではなく、曲線の描画過程の各点で評価する。普段は「適当さ加減」、「いい加減さ」と云うことが多い(でも日本語の「適当」、「いい加減」には2重の意味があってややこしい)。今のところ、各点における描画の「速度の大きさ」と「加速度の大きさ」から「ある関数」を用いて見積もり、その結果をファジー点のファジネスに反映させている(筆圧も試してみたことがあるけど、あまり具合よくない)。
座費
毎月研究室構成員より徴収される研究室運営のために必要なお金。(文責:おぐ)
主に定期購読雑誌や各種消耗品など校費では買えないものを買うのに使用する。一括して払うこともできる。滞納すると会計の怖い目が・・・(文責:おーわだ)
サルサ
ラテンなダンス。佐賀研の必修科目。(文責:西川)
サンガイ缶
はせぴょん缶に代わるストック食材の食費集金用の缶。100円以上。(文責:弥彦)
自転車
SKITやBlueGrottoのデモでよく描かれる画題。曲線の種類として7種類の幾何曲線がほどよく含まれ、また構造的にも大まかな部品から細かな部品まで様々な部品が組み合わされた変化に富んだものとなっているため、デモの画題として好んで使われる。 一部では、この画題と佐賀聡人の個人的な趣味との関連が噂されるが、そのような事実は一切ない。(文責:さと)
しまこ。
第11期生島田麻美の通称。みんなからはずぶとい性格だと思われている(本人はか弱いと思っている(文責:しまこ。))。あいのりに出るのが夢。好きなテレビは水曜どうでしょう。「しかし、また、こまったなぁ。」の略称らしい。(文責:おぐ)同期一番の酒豪(文責: いっち)。
自由曲線
FSCIが認識する幾何曲線プリミティブのうち、「線分(L)」、「円(C)」、「円弧(CA)」、「楕円(E)」、「楕円弧(EA)」以外の幾何曲線プリミティブ。つまり「閉自由曲線(FC)」と「開自由曲線(FO)」のこと。よく、この「自由曲線」とは、「スプライン曲線」なのか「ベジェ曲線」なのかと質問されることがあるが、「スプライン曲線」とか「ベジェ曲線」とかという問題は、どのような補間法を用いて「自由曲線」を表現しようとするかというアプリケーション側の問題である。したがって、FSCI側ではこのような表現形式について関知する必要は無いという立場をとっている。FSCIとしては「自由曲線」を認識した場合は、あくまでその手書き形状データをなるべく加工しないでそのままアプリケーションに渡すという方針で「ある程度稠密な点列データ」の形で出力する。あとはどのようなカーブフィッティングを行うかはアプリケーションの都合に任せる。
書記
研究室のミーティングの際、議題や意見等の記録を行う役割。毎年学部4年生から選出される。(文責:おぐ)
住人
第9期生の西川玲のこと。研究室内で唯一先生の設置する地雷を好き好んで踏みに行くためいつも仕事が飽和状態で研究室から家に戻るのはシャワーを浴びるときだけになってしまっていることからいつの間にかこう呼ばれるようになった。彼にとって睡眠時間は3時間で十分のようだ。(文責:kawazoel)
それももう過去のこと。現在は寄る年波に勝てず、週末はゆっくりしています。(文責:西川)
最近新たな住人候補として16期金子が挙げられる。(文責:おーわだ)
スイープ
平面図形をある経路に沿って移動させたときの軌跡として立体図形を生成する手法。BlueGrottoではこの操作を手書きで行なう。BlueGrottoのスイープ入力は意外と強力で、大抵の基本的な立体形状はスイープで入力できてしまう。BlueGrottoの開発に携わる人は、街を歩いていても、つい無意識に、周りの物をスイープ形状として見てしまう。
スタイラス
携帯情報端末などのタッチパネル式の機器を操作する際に用いる細長い棒状の機具等を指す用語。BlueGrottoでの「スタイラス」はこのスタイラス型の磁気レシーバのことを指している。(文責:平)
線分
(1) 「線形」でかつ「開曲線」である幾何曲線。開いた四つの幾何曲線(「線分」、「円弧」、「楕円弧」、「開自由曲線」)の中でもっとも単純な幾何曲線であり、他の三つの特別な場合とみなすことができる。(「線分」が「円弧」の特別な場合と云うと少し違和感があるかもしれないが、「円弧の半径が無限大に近づき、一方、中心角が0に近づくと、円弧は線分に近づく」と考えてみると普通は解かりやすいと思う。但し、実際のFSCIの内部では「円弧」を「中心」と「半径」で表現したりせず、「2次の有理型ベジェ曲線」で表現しているので、極限などをとらなくても「線分」を「円弧」の特別な場合として正確に表現できる。また、こんな特殊な状態を考える必要があるのかという質問もよくあるが、手書き図形認識を行う場合には「線分」と「非常に浅い円弧」の弁別をしなくてはならない場面が頻繁にあり、実は、ぜんぜん特殊なケースなどではない。)
(2) FSCIが認識する7つの基本幾何曲線プリミティブの一つで、「L」と略記されるもの。「線分」の性質を満たすと判断されると直ちに「線分(L)」として認識される。

タ行 †

ダーツ
皆の親睦を深めるきっかけとして研究室に配備しようという案があったものの、議論の末、研究の妨げになる可能性があると購入を控えた。いつか、佐賀研に配備される日も来るかもしれない。(文責:弥彦)
楕円
(1) 「楕円形」で、かつ「閉じている」幾何曲線。「閉じた三つの幾何曲線(「円」、「楕円」、「閉自由曲線」)の中で2番目に単純な幾何曲線であり、「円」をその特別な場合として含む一方、逆に「閉自由曲線」には、その特別な場合として含まれる。また、「楕円弧」がたまたま閉じると「楕円」になることから、「楕円弧」にも、その特別な場合として含まれている考えられる。
(2) FSCIが認識する7つの基本幾何曲線プリミティブの一つで「E」と略記されるもの。「円」の性質を満たさず、かつ、「楕円」の性質を満たすと判断されると「楕円(E)」として認識される。
楕円弧
(1) 「楕円形」である幾何曲線。開いた四つの幾何曲線プリミティブ(「線分」、「円弧」、「楕円弧」、「開自由曲線」)の中で3番目に単純な幾何曲線プリミティブであり、「線分」および「円弧」を、その特別な場合として含む一方、逆に「開自由曲線」にはその特別な場合として含まれる。また、「楕円弧」がたまたま閉じると「楕円」になることから、「楕円」を、その特別な場合として含むと考えられる。
(2) FSCIが認識する7つの基本幾何曲線プリミティブの一つで、「EA」と略記されるもの。「線分」の性質を満たさず、「円弧」の性質を満たさず、「楕円弧」の性質を満たし、かつ、「楕円」の性質を満たさないと判断されると「楕円弧(EA)」として認識される。
手書き図形入力
佐賀研のメイン研究テーマ。学生はこの主題から派生する様々な研究を行っている。よく「佐賀研では手書き文字認識の研究とかやってますよね。」といわれることがあるが、文字認識そのものに関する研究はやっていない。「手書き図形認識と手書き文字認識とは本質的に全く違う技術ですよ。」という立場をとっている。
手書き図形認識
フリーハンドの手書き曲線からユーザの意図する幾何図形の種類とその形状パラメータを特定する技術。幾何図形はそもそも人間がデザインしたものではないので、その種類を形状だけで区別できるとは限らない。例えば、「楕円」は「円」に限りなく近づきうる。また、認識すべき幾何図形の種類について一般的に自明な限りがあるとはいえない。例えば、「三角形」を一種類の独立した幾何図形と扱うのか、単に幾何図形「線分」が三つ組合わさったものと扱うかによって考えるべき幾何図形の種類は異なる。また、「三角形」、「四角形」を幾何図形として扱うなら、「五角形」、「六角形」、さらには「128角形」はどうするのか、また同じ「三角形」でも「直角三角形」と「正三角形」を別の種類の幾何図形とするのかなど、アプリケーションの用途に依存して必要とされる幾何図形の種類は大きく変化する。
手書き文字認識
フリーハンドの手書き曲線からユーザの意図する文字のコードを特定する技術。文字はもともと形状だけで区別できるように人間がデザインしたものである。また、その種類には限りがある。(但し、別々にデザインされた文字セットを混合して認識させる場合には、形状だけでの区別が難しいものもある。例えば、「T」と「丁」、「ロ」と「口」など。種類に関しては多言語を考えると非常に多くなるが、それでも認識対象は、事実上、文字コードが割当てられている文字に限られることになる。)
デモ
研究室について実演を交えて説明すること。佐賀研はSKITやBlueGrottoなど見た目のインパクトがある研究をしているので、全V,R,X棟研究室がおこなう研究室紹介の他にも高校生訪問、社会人訪問、オープンキャンパスで紹介などデモの機会が多い。デモは基本的にM1が中心となっておこない、事前準備も結構あるがなんだかんだで外部発表のいい経験にもなる。(文責:おーわだ)

ナ行 †

夏レク
数あるレクの中でも最大かもしれない行事。毎年夏に温泉へ出掛ける。いわゆる大学生の修学旅行みたいなもの。佐賀聡人は自転車でこれに臨むらしい。(文責:おぐ)
7つの基本幾何曲線プリミティブ
FSCIが手書き曲線を認識して出力する結果。FSCIは手書き曲線をいくつかのセグメントに分割し、その各セグメントを「線分(L)」、「円(C)」、「円孤(CA)」、「楕円(E)」、「楕円弧(EA)」、「閉自由曲線(FC)」、「開自由曲線(FO)」の7種類の基本幾何曲線プリミティブのいずれかとして認識すると公式には発表されている。しかし実はFSCIは第8の幾何曲線プリミティブ、すなわち「点(P)」をも認識できてしまうという事実が、実験システムを作ってしまってから発見された。そこで、改めてよくよく考えてみた結果、FSCIが「点」を認識できてしまうことは本質的に理に適っているということが判明した。今のところ、この重要な性質は手書き図形入力インタフェースの隠し味として密かに活用されている。

ハ行 †

はっせー
第14期生長谷川の愛称。佐賀研アイドル。まだ配属してから一年しかたってないが「アベック撲滅」「大丈夫お前は一人じゃない」等の数々の名言を生み出している。長期休業を除き、平日はほとんど日付が変わってから帰宅する。彼にとって定時は0時なのかもしれない。(文責:おーわだ)
バックアップ
メインのネットワークサーバのシステム、ホーム両方のバックアップ。第13期生鈴木が自分の作成した鯖の自身の無さから常に2,3個ストックし、鯖破損時大活躍する代物。この流れをくんでか第14期生長谷川の代でも同じく大量に保持。(文責:鈴)
はせぴょん缶
佐賀研にストックされている食料品を購入する際に学生がお金を入れる集金用の缶の名称。こちらは100円以上。(文責:おぐ)
独り言
第13期生中野将志の独り言。B4~M2までほぼ欠かさず毎日の更新。様々な反響を呼びミーティングの話題にもなるが、ファンも多し。これを読めば佐賀研究室での卒論、中間、修論、授業、就活、学会発表等、B4~M2までの3年間の過ごし方分かる。(文責:鈴)
ファジネス
曖昧さの程度。FSCIでは、手書き曲線の各点における描画の「雑さの程度」を、その点の位置の曖昧さ、即ちファジネスの大きさに対応付けることにしている。
プリミティブ
基本となる図形。主に幾何曲線プリミティブを指す言葉。立体プリミティブとしてスイープの結果形状を指す場合もある。(文責:弥彦)
閉自由曲線
(1) 単に「閉じている」曲線。閉じた三つの幾何曲線(「円」、「楕円、「閉自由曲線」)の中でもっとも複雑な幾何曲線であり、「円」および「楕円」を、その特別な場合として含んでいる。一方、「開自由曲線」がたまたま閉じると「閉自由曲線」になることから、「開自由曲線」に、その特別な場合として含まれている考えられる。
(2) FSCIが認識する7つの基本幾何曲線プリミティブの一つで、「FC」と略記されるもの。「円」の性質を満たさず、「楕円」の性質を満たさず、かつ、「閉自由曲線」の性質を満たすと判断されると「閉自由曲線(FC)」として認識される。
ボーリング
佐賀研で今最もトレンドでアツイスポーツ。毎月22日にはボーリングへ出かける。(文責:おぐ)
ぽわわ
ファジィなものの表現。多分言葉で表すとこんな感じ。(文責:おぐ)

マ行 †

まっつー
第12期生松浦修一のこと。番長の二つ名と共に恐れられている。(文責:栗)
マルチメディア工学
佐賀聡人が学部で担当している講義の名称。
ミーティング
週に一度行われ、決め事をする集まり。(文責:おぐ)
水元町
北海道室蘭市水元町。大学の所在地。
水元虫
夏の始まりに出現する、学生を苦しめる悪魔の虫。刺されるとひたすらかゆい。痛い、はれる、あとが残る。正体はブヨ。大学の保健管理センターへ行くと薬を貰えるらしい。(文責:弥彦、しまこ。)
ミドルネーム
14期大原にはいくつかのミドルネームを持つ。有名なのがデイビット。あとはウィンナー、バキュームなど。これからも増えるかもしれない(文責:おーわだ)
室蘭工業大学
佐賀研究室のある大学。通称「工大」。室蘭で「室工」というと室蘭工業高校のことを指す。

ヤ行 †

焼肉
佐賀研で天気がよい週末に行われる行事。基本的に焼肉のあとは虫刺されの被害に苦しむ。(文責:いっち)

ラ行 †

立体プリミティブ
BlueGrottoにおいて幾何立体図形を指す用語。単にプリミティブと呼ばれることもあるが、佐賀研では7つの基本幾何曲線プリミティブとの混同を避けるために「立体プリミティブ」、「幾何曲線プリミティブ」と呼び分けられることが多い。
レク
研究ばかりでは腐ってしまうため、たまには気分転換をしようという具合に構成員みんなでレジャー等を楽しむこと。気分転換といいつつ、研究の話をすることが多い。(文責:おぐ、弥彦)
レク係
佐賀研で行われるレクの企画を担当する役割。毎年学部4年生から選出される。(文責:おぐ)

ワ行 †

ワイングラス
BlueGrottoで「開自由曲線」と「円」を書くと入力できる立体図形。いわゆる回転体のひとつ。初心者でもどう書けば入力できるか容易にイメージでき、かつ、認識もさせ易いので入力に際してはあまり高い技能を必要としない。ちょっとお洒落な感じなので画題としては人気があるが、絵心(センス)が要求され、ワイングラスを描いたつもりでも、しばしば土器かなんかになってしまう。(文責:さと)

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